編集員サヤ
こちらでは、フリーWi-Fiについて、初心者向けにわかりやすくご案内します♪
目次
フリーWi-Fiとは
フリーWi-Fiとは、無料でインターネットが使えるサービスのこと。
提供元にもよりますが、利用登録やアプリ登録だけで簡単にインターネットの利用ができるため、国内だけではなく、海外からの旅行者などにも広く使われているサービスです。
どこにでもあるわけではなく、限定的なスポットのみで使えるものや、
カフェや商業施設などのサービスの一つとして提供されている場合もあります。
フリーWi-Fiのメリット
なによりもまず無料でインターネットが使える!
ということが最大のメリットと言えるでしょう。
「スマホの電波じゃだめなの?」と考える方もいるかもしれませんが、
動画のダウンロードや画像の送信などは容量をたくさん使ってしまうこと、
また、そういったメディアの通信はWi-Fiの方が速いことや、
月の容量制限で携帯が低速化している場合などにとても便利です。
外でPCを使用する方にとっても、ありがたいサービスですね。
しかし、便利な一方で、セキュリティ面ではリスクが高くなる場合があるので注意が必要です。
フリーWi-Fiの危険性
前述の通り、とても便利なフリーWi-Fiですが、
利用するにあたって危険性についてきちんと理解しましょう。
個人情報の流出
フリーWi-Fiでは個人情報の流出のリスクがあります。
フリーWi-Fiを利用中にサイトへのログインやクレジットカードなどの情報を利用する場合、悪意のある他者に通信内容を傍受される可能性があります。
フィッシング詐欺など、偽サイトへの誘導
有名店などのアクセスポイントのユーザー名を装って利用者を偽サイトへ誘導し、そのサイトでクレジットカードなどの個人情報を入力させるなど、いわゆるフィッシング詐欺の被害にあう可能性があります。
セキュリティ対策は?
上記のようにリスクはありますが、きちんと安全対策をすれば大丈夫です!
お店・自治体のフリーWi-Fiを利用する
その場で見つけた怪しいフリーWi-Fiは使わず、お店や自治体で展開されているフリーWi-Fiを事前に調べて利用しましょう。
正規のフリーWi-Fiであれば安心して利用することが出来ます。
有名なWi-Fiだと、なりすましのアクセスポイントを見分けるのが困難な場合がありますが、似た名前のアクセスポイントが2つあるなどの場合は安易に利用せず、お店の人に聞いたり、提供元のホームページをしっかり確認して利用するか否かを判断してください。
暗号化されているフリーWi-Fiを利用する
Wi-Fiを指定する際に、鍵マークのついているアクセスポイントは暗号化されているWi-Fiです。暗号化とは、利用するためにパスワードが設定されているということ。
こうしたWi-Fiの場合は、事前の利用登録などが必要なWi-Fiなので、信頼性が高くなります。逆に、提供元が不明の鍵のついてないWi-Fiにはアクセスしないようにしましょう。
SSLに対応している(httpsから始まる)サイトを利用する
フリーWi-Fi接続後も油断してはいけません。
閲覧するサイトはSSLに対応しているサイトだけにしましょう。
SSLとは、個人情報などの重要なデータを暗号化し、安全に通信ができる技術のことです。
SSLに対応しているかどうかは、サイトのURLが「https」が頭についているかどうかで区別することが出来ます。
フリーWi-Fi利用中の個人情報の入力を控える
どんなに気を付けていても、気づかないうちになりすましWi-Fiにアクセスしているかもしれない!
と念には念を押して、フリーWi-Fiにアクセス中は極力個人情報を使用しないようにするのも立派な対策となります。
などなど、知っておけばご自身でリスク回避はできますので、ぜひ参考にしてみてください。
ポケットWi-Fiもおすすめ
どうしても心配な方はフリーWi-Fiはやめましょう!
有料のWi-Fiならば安心安全です。
最近では月額が安価に利用できるポケットWi-Fi(モバイルルーター)も増えています。
◆プリペイド式Wi-Fi「おてがるWi-Fi」
「ちょっと外にいる時に利用したいだけだから月額はちょっと…」という方は、
使いたい分だけ容量が買えるプリペイド式Wi-Fiがおすすめ!
◆シンプル・安い・安心の「EXWiMAX」
頻繁に使う方なら月額でも十分お得なEXWiMAXもおすすめ!
まとめ
いかがでしょうか。
行き当たりばったりでフリーWi-Fiを利用するのは、セキュリティ対策上絶対によくありません。
事前に、どこにどんなフリーWi-Fiがあるのか。利用登録は必要なのか。
有料のポケットWi-Fiを持つのとどちらが効率的か。
ご自身のライフスタイルに合わせて、ぜひご検討ください。